近年男性の間でも脱毛がブームになっています。女性の多くが男性の脱毛に対し好印象なため、脱毛をすることで女性に良い印象を与えることが出来ます。
また、濃い毛は体臭のもとになり、脱毛をすることで臭いケアも同時に行うことができます。
ですが、施術を行うと、再度毛が生えてくるまで時間がかかったり、思わぬ肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
施術前後で注意しなければいけないこと
脱毛は毛根の発毛組織にダメージを与えるため、肌に多くの負担がかかり、その結果施術後に肌トラブルが発症してしまうこともあります。
キレイな肌を目指し脱毛したにもかかわらず、施術後に腫れや赤み、火傷などの肌トラブルは引き起こしたくはないですよね。
脱毛した後に肌トラブルを起こさないために、施術前と後でやってはいけないこと、注意しておかなければいけないことを解説していきます。
脱毛後の肌トラブルの症状とその原因を解説した記事もありますので、合わせてお読みください↓
脱毛の施術前の注意点
脱毛の施術前は施術後の肌トラブルを起こさないため、脱毛の効果を最大限に引き出すために、注意するべきことと、やってはいけないことがいくつかあります。
施術前の数日間は意識して、以下のことを実践することを推奨します。
日焼け、紫外線対策
脱毛の施術前は日焼けを避けた方が良いでしょう。日焼け後の肌は敏感になりやすいため、施術中の痛みや、施術後の肌トラブルにつながる場合があります。
日焼けした状態で脱毛を行うと、蓄積されたダメージに加え、肌にさらに負担をかけてしまいます。
日焼けは、他の肌トラブルを引き起こす原因にもなるので、脱毛期間中の過度な日焼けは避けましょう。また、脱毛の施術前後の48時間は紫外線対策を徹底することをおすすめします。
アルコールの摂取を控える
脱毛施術の前日はアルコールの摂取を控えることが推奨されます。アルコールを摂取することで血行がよくなり、肌が敏感になり、施術中に痛みを感じてしまう可能性があります。
他にも、肌トラブルが起きやすくなり、施術後の腫れや赤みが通常よりひどくなることもあるので、施術前日の飲酒は控えた方が良いでしょう
毛抜きやワックスなどの自己処理
カミソリで自己処理を行う分には問題ないのですが、毛抜きやワックスなどで自己処理を行うと、毛根が抜けてしまうため、レーザー脱毛などの効果が大幅に低下してしまいます。
施術前は専門医や、施術担当者にシェービングしてもらうことが望ましいですが、どうしても必要な場合はカミソリで代用しましょう。
施術当日の化粧水やボディクリームの使用
脱毛施術当日は化粧水やボディクリーム、日焼け止めなどの保湿性があり油分を多く含む製品は使用しないようにしましょう。
これらの製品は、肌に膜を作り外からのダメージを防いでくれますが、脱毛ではレーザーや光が毛根に正しく反応せず、脱毛の本来の効果は期待できません。
脱毛の施術前後で日焼け止めを塗ることを推奨しましたが、施術当日は使用しないようにしましょう。
激しい運動やサウナ(長風呂)
施術前に激しい運動やサウナ(長風呂)に入ると、血流が促進され、肌の感受性が高まるので、施術中の痛みが感じやすくなることがあります。
激しい運動は、汗や摩擦などの擦れが脱毛後のデリケートな肌を刺激し、炎症や発疹を引き起こすことがあります。
施術前は、激しい運動や、サウナ(長風呂)は控えるようにしましょう
脱毛後の注意点（アフターケア）
施術後の肌は、平常時に比べデリケートであり、肌トラブルが起きやすくなっています。
そのため、施術後は注意しなければいけないことが多くあり、徹底したアフターケアを行い、肌トラブルを起こさないことが重要です。
以下のことに注意し、肌トラブルを起こさないようにしましょう。
自己処理は控える
脱毛施術後は、肌が敏感かつデリケートなので、施術後の数日は自己処理を控えたほうが良いでしょう。
特に毛抜きやワックス、シェービングは肌への負担が大きいので、施術後、肌が完全に落ち着くまで、自己処理は控えましょう。
刺激の強い製品の使用は控える
施術後のデリケートな肌には、香料の強いボディーソープや、アルコールを含む化粧品などは肌に刺激を与える可能性があります。
その結果、腫れや赤みなどの肌トラブルを引き起こしてしまう可能性もあるので、施術後数日間は刺激の少ない製品を使うことをおすすめします。
かゆみがあっても擦らない
脱毛の施術後には、軽いかゆみや赤みが生じることがあります。施術後のデリケートな肌を擦ると、赤みや痒みが増すこともあり、症状を更に悪化させる原因になります。
症状が治まらない場合や、ひどい場合は冷やしたり、サロンやクリニック、皮膚科などに相談して、処方されたクリームを使用して症状を抑えるようにしましょう。
痒みが強い場合でも、決してかいたり擦ったりせず、冷やしたり、皮膚科などに相談するなどのケアを早急に行いましょう。
肌トラブルは冷やそう
脱毛の施術後に腫れや赤みがある場合、患部を冷却することで症状が緩和される場合があります。
また、痒みが続く場合でも、患部を冷却することで血液の流れが治まり、痒みを軽減できます。
患部を冷却する際に氷を使用する場合は、低温火傷や、肌が赤くなる発赤のリスクがあるため、直接充てずタオルなどに包むなどして患部を冷やすようにしましょう。
日焼け、紫外線対策をしよう
何度も言いますが、脱毛後の肌は敏感かつデリケートな状態で、平常時より肌トラブルが起こりやすくなっています。
この時に日焼けをしてしまうと、赤みや炎症などの肌トラブルが起こりやすくなります。
その他、色素沈着のリスクも高まるので、施術後肌が安定するまで数日間は、日焼け止めを塗ったり、過度に日光に当たらないようにしたりと日焼け、紫外線対策を行うようにしましょう。
患部を保湿する
脱毛の施術後は通常時に比べ、肌が乾燥しやすく、赤みや肌トラブルを引き起こすリスクが高まります。
そのため、患部を適度に保湿をした方が良いでしょう。この時、アルコールや強い香料が入っている製品は使わず、
低刺激の保湿クリームなどを使うようにしましょう。
自分に合ったサロン選び
自分に合った脱毛サロン、クリニック選びは非常に重要です。脱毛は施術を終えるまでに何度も通う必要があります。
いざ行ってみたら、自分の肌に合わなかったり、ライフスタイルに合わなかったりするとそこまでにかかった時間が無駄になってしまいます。
脱毛をする際は、そのサロンが自分の希望に合った施術を行ってくれるのか、無理なく通うことができ、ライフスタイルに負担がかからないクリニックなのか、しっかり考えた上で選ぶようにしましょう。
脱毛をする上で注意するべきこと
脱毛では他にも心がけて置くべきことが多数あります。
施術後の肌の状態に注意する必要がありますが、脱毛後、思っていた結果が得られなかったり、脱毛が自分に合っていなかったと後悔する人も稀にいます。
脱毛をきちんと理解し、自分の理想の結果になるために心掛けて置くべきことを紹介します。
毛が生えてくるには時間がかかる
脱毛はムダ毛が気になり、キレイな肌を手に入れるために行います。
自分には似合わないなどして毛が生えてきて欲しいと思っても、施術後に新しく毛が生えてくるためには個人差はありますが、最低でも1カ月はかかると思っておくべきでしょう。
長い場合は２〜３カ月毛が生えてこない人もいるため、本当に脱毛しても後悔しないか、考えてから施術を行いましょう。
好まない女性もいる
一般的にはメンズ脱毛は女性から好印象ですが、毛がある方がタイプな女性も多くいます。
このように脱毛を必要ではないと思っている女性もいるので、女性から好印象を得るために脱毛をすることは推奨しません。
肌が健康な状態であることが望ましい
これは大前提ですが、脱毛をするには肌が健康な状態で、肌荒れなどがしていないことが条件です。
脱毛はただでさえ皮膚に負担がかかりますが、肌が健康な状態ではない場合は、腫れや赤み、火傷などの肌トラブルを引き起こすほか、肌荒れなどの症状を悪化させてしまう可能性もあります。
肌荒れなど、肌が健康な状態ではない場合は医師との綿密な相談をし、症状が治まってから脱毛を行うようにしましょう。
施術前後の注意点を意識して脱毛でキレイな肌を手に入れよう
この記事では男性に向けて、脱毛の施術前後の注意点や、脱毛をする上での注意点を紹介しました。
脱毛の施術前後の注意点を意識して行うだけで、施術後の肌トラブルは一気に起きにくくなります。
脱毛は肌に大きな負担をかけるため、施術前後でしっかりとケアを行い、脱毛でキレイな肌を手に入れましょう！
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