メンズ脱毛も流行になりつつある今、永久脱毛をする男性も増えてきました。
永久脱毛を行うことで、ムダ毛をキレイに脱毛することができて、定期的に脱毛する必要もなくなります。
ですが、永久脱毛は高額な費用がかかることで知られています。
クリニックでの脱毛ではなく、費用を抑えられるサロンでの全身脱毛を考えている人も多いのではないでしょうか?
H2 結論・脱毛サロンで永久脱毛はできない

結論、脱毛サロンで永久脱毛は行えません。
脱毛サロンで使用している脱毛器は、クリニックで使用している脱毛器と比べて、出力が低いため、毛の再生を抑えることはできますが、永久脱毛は行えません。
そのため、永久脱毛を受けるには、クリニックで施術を受ける必要があります。
H3 永久脱毛の仕組みとは

永久脱毛は、毛の発毛組織である毛根や、バルジ領域と呼ばれる発毛指令を出す器官を破壊することで、その効果を得られます。
サロンで扱っている光脱毛では、出力が抑えられているため、ダメージを与えるだけにとどまり、永久脱毛は行えません。
日本では、永久脱毛に該当する施術は医療行為に該当しており、医療脱毛を行っているクリニックでは、医師が在籍している医療機関に当たるため、永久脱毛を行えます。
脱毛クリニックでは、永久脱毛に2種類の方法が存在します。
H4 レーザー脱毛
最も一般的な脱毛方法の1つで、耳にしたことがある人も多いでしょう。
レーザー脱毛は、特定の波長のレーザーを使用し、脱毛を行う部位に照射する脱毛になります。波長が1種類で、毛根のメラニン色素に集中してダメージを与えるので、効果がとても高いです。
特徴として、太く濃い毛には高い効果を発揮しますが、産毛などの色素が薄く、細い毛には効果が出にくい場合もあります。
永久脱毛をレーザーでうけるメリットはこのようなメリットがあります。
- 永久脱毛の効果が期待できる。
- 痛み軽減機能がついている機械が多い。
レーザー脱毛は、高出力で高い効果が期待できるため、痛みが強いといわれていますが、最近では痛み軽減機能がついている機械を導入しているクリニックも多いです。
一方、このようなデメリットも挙げられます。
- 肌質や毛質により効果が異なる。
- 顔や首、肩などで硬毛化(毛が濃くなる)リスクがある。
- 痛みを感じる場合があるが、麻酔で対応可能。
- 施術後に肌トラブルが起きる場合がある
レーザー脱毛は痛みが強いことで知られていますが、クリニックでは痛みが強い場合、麻酔を使用することもできます。
敏感肌などのデリケートな肌では、施術後に肌トラブルを起こす場合もあります。クリニックでは、医師が在籍しているため、その場で薬を処方してもらえたり、医師の的確な指導、アドバイスを受けることが出来ます。
H4 ニードル脱毛(電気脱毛)
ニードル脱毛とは、毛穴に極細の針を挿入し、電流や高周波を流して毛根を破壊する方法です。
ニードル脱毛は、医療行為に該当するためサロンでは取り扱っていない方法です。
一部のサロンでは、医療行為に該当しない針で施術を行っているところもありますが、これは効果が低く、一般的なニードル脱毛とは言えません。
いくつか特徴があり、産毛や白髪、色素が薄い毛にも効果的で、レーザー脱毛では効果が薄い毛にも対応しています。
永久脱毛をニードル脱毛で行うメリットとして、このようなものがあります。
- すべての毛質・肌質に対応している
- 一つひとつ確実に毛根を破壊するため、レーザー脱毛より永久脱毛の効果が高い。
このようなメリットがあり、永久脱毛でより高い効果を求めている方には、ニードル脱毛がおすすめです。
一方、このようなデメリットも挙げられます。
- 施術の時間が長くなる(広範囲の処理は時間と費用が掛かる)。
- 毛穴に針を入れるため、痛みが強い場合がある。
- 施術者の技量によって仕上がりが左右される場合がある。
毛穴一つひとつに針を入れていくため、広範囲の脱毛を行う場合は、施術の時間が長くなります。
また、永久脱毛の効果もレーザーより高いので、ニードル脱毛は高額な費用が掛かります。
H2 そもそも永久脱毛の定義とは

永久脱毛を受ける前に、永久脱毛の定義をしっかり理解しておく必要があります。
永久脱毛の定義とは、「施術を受けた毛が長期間にわたり再生しない状態」を指します。
ですが、「永久脱毛」という言葉は国や機関によって定義に微妙な違いがあり、必ずしも完全に毛がなくなる訳ではありません。
FDA(アメリカ食品医薬品局)の永久脱毛の定義では、「施術後の一定期間において、毛の再生率が大幅に減少した状態」とされています。
具体的な例としては、脱毛を行った部分で再生する毛が20%以下であることが基準となります。
日本での定義は「脱毛した毛が再生しにくくなり、長期間にわたって毛が目立たなくなる状態」を指しています。
厳密な定義はなく、医療機関で行う脱毛を「永久脱毛」と呼ぶことが一般的です。
まとめると、医療脱毛での永久脱毛は、以下のような状態を目指しています。
- 生えてたとしても、毛が薄く、細かい毛で目立たなくなる。
- 施術後に毛が生えにくくなる。
- 部分的には再生する場合もあるが、大部分で長期間にわたり減毛状態を維持する。
永久脱毛は、完全に毛が生えなくなるわけではないので、しっかり理解しておきましょう。
H2 サロン脱毛と医療脱毛は何が違うのか?

脱毛サロンで永久脱毛が出来ないことはわかりましたが、サロン脱毛と医療脱毛では何が違うのでしょうか?
一番の大きな違いは、施術者が医師免許を持っているのか、ということだと思います。
クリニックは医師が在籍する医療機関なので、医療脱毛というサロン脱毛より強力な脱毛を受けられます。
また、施術も在籍する医師によって受けることが出来ます。
サロン脱毛と医療脱毛では脱毛方法にどのような違いがあるのでしょうか?
H3 サロンで行われている光脱毛(IPL脱毛)
最も一般的な脱毛の1つであり、サロン脱毛と言えば光脱毛があげられるでしょう。
光脱毛の中にはいくつか種類があり、医療脱毛で使用されるレーザー脱毛もこの中に入ります。
サロンではその中でも、IPL脱毛という方法が最もメジャーに使用されています。
IPL脱毛(インテンス・パルス・ライト脱毛)は、広範囲の波長を持つ光を使った脱毛方法です。
IPL脱毛では、肌に光を照射して毛根のメラニン色素(黒い色素)に反応させ、熱を発生させることで毛根にダメージを与え、毛の成長を抑制します。
IPL脱毛にはこのような特徴があります。
- 広範囲に対応:IPLはIPLは1回の照射で広い範囲にアプローチできるため、短時間で広範囲の脱毛が可能です。
- 痛みが少ない:レーザー脱毛に比べると、出力が弱いため、比較的痛みが少なく、脱毛が初めての方でも利用しやすい。
- 肌に優しい:広い波長を持つ光を使用しており、肌への負担が少なく、乾燥しやすい肌や敏感肌の人にも適していると言われています。
- 多くの施術が必要:IPLはレーザー脱毛ほどの強い効果はないため、効果を持続させるためには複数回施術を行う必要があります。一般的に、1〜2カ月おきに数回施術を行うことで、徐々に効果が表れます。
- 薄く、細い毛には効果が低い:毛のメラニン色素に反応するため、黒い毛には効果が出やすい一方、産毛や白髪などの薄い毛には効果が低いことがあります。
IPL脱毛はこのような特徴があり、脱毛が初めての人でも利用しやすい脱毛です。
H3 クリニックで行われるレーザー脱毛
レーザー脱毛は光脱毛の中の1つであり、特定の波長のレーザー光を使い、毛根にダメージを与えることで、毛の成長を抑制します。
レーザー脱毛は主に医療機関(クリニック)でのみ提供されており、そのため「医療脱毛」とも呼ばれています。
レーザー脱毛には以下のような特徴があります。
- 高い効果:医療用のレーザーで出力が高いため、毛根にしっかりダメージを与えられ、少ない回数で効果を実感できます。「永久脱毛」もレーザー脱毛で行えます。
- 効果が早い:一般的に、レーザー脱毛では早くて5〜8回の施術で十分な効果を得られます。サロンでの脱毛より早く脱毛を完了できます。
- 施術時の痛みがつよい:サロンに比べて強力なレーザーを使用しているため、施術時に強い痛みを伴う場合もあります。痛みが強い場合は麻酔の使用もできるので、過度に心配する必要はないでしょう。
レーザー脱毛は、IPL脱毛より高い効果を期待できる一方で、出力が強いことから、施術中の痛みが強かったり、肌により負担がかかります。
ですが、医師が在籍しているため、麻酔が使用出来たり、肌トラブルが起きてもその場で薬を処方してくれます。
サロン脱毛と医療脱毛の違いを詳しくまとめた記事もあるの気になる方やこちらから↓

永久脱毛はクリニックで受けよう

脱毛サロンでは永久脱毛は行っておらず、クリニックで受けることで永久脱毛を受けることが出来ます。
永久脱毛にはレーザー脱毛と、ニードル脱毛の2種類があり、自分のニーズに合った方法を選ぶことが大切です。
脱毛の効果を持続させるためには、定期的な施術が必要で、永久脱毛を行うことで毛の再生率を大幅に抑えることが可能です。
自分のニーズにあったクリニックを見つけ、満足のいく永久脱毛を受けましょう!
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