ヒゲの伸びるスピードが早く、毎朝のヒゲの処理をめんどくさく感じている男性も多いのではないでしょうか?
朝剃ったにもかかわらず、夕方になるとすぐ生えてきて無性に気になるという男性も多いでしょう。
近年、ヒゲ脱毛を受ける男性が増えて来ていますが、どのようなメリットがあるのでしょうか?
ヒゲ脱毛のメリットを徹底的に解説

清潔感・見た目のメリット

清潔感の向上と、若々しい見た目をキープできるという点で、ヒゲ脱毛には多くのメリットがあるでしょう。
青ヒゲがなくなり、清潔感がアップ
ヒゲ脱毛の施術を重ねていくことで、剃っても残る「青ヒゲ」が解消されて、顔全体の印象が明るくなります。
人の第一印象は2秒で決まると言われており、そのうち視覚情報が55%を占めるといわれています。
肌がキレイに見えることにより、お相手の第一印象を大幅に向上させることが出来るでしょう。
ヒゲの濃さが軽減することで、自然な仕上がりに
ツルツルにまではしたくないという人でも、ヒゲの密度を減らすことで、自然な仕上がりになります。
ヒゲの濃さに悩んでいた、という人でも自分の希望するナチュラルな薄さに調節可能です。
毛穴が目立たなくなり、肌質が向上
ヒゲがなくなることで、毛穴が引き締まり、肌のきめが整います。
ここまで来るには、ヒゲを完全に脱毛する必要があるので、約2年〜3年の期間が必要でしょう。
また、毛穴のポツポツが減ることにより、化粧水や美容液の浸透がよくなるので、肌質が全体的に向上するでしょう。
若々しい印象をキープ
年齢とともにヒゲが濃くなる人が多いですが、脱毛をしておけば将来的な変化を防ぐことができます。
ヒゲやシミ、シワのないスッキリした肌を保ちやすくなり、年を重ねても若々しい印象をキープできます。
肌トラブルの改善

ヒゲ脱毛をすることで肌トラブルを改善することができますが、次のようなメリットがあると言われています。
カミソリ負けがなくなる
ヒゲを完全脱毛することで、毎日のヒゲ剃りによる「肌荒れ」「ヒリヒリ感」から解放されます。
完全脱毛せずとも、施術の回数を重ねていくことでヒゲは薄くなっていくので、カミソリ毛による「赤み」「かゆみ」「ブツブツ」が少なくなるでしょう。
肌荒れ・吹き出物が減る
ヒゲ脱毛によって、ヒゲ剃りの刺激が少なくなっていくので、肌への負担が軽減されていきます。
そのほかに、完全脱毛することによって、毛穴が詰まりにくくなり、ニキビなどの吹き出物ができにくくなります。
埋没毛ができにくくなる
頻繁に起きることではありませんが、ヒゲを剃ると、毛が皮膚の中に埋もれて炎症を起こすことがあります。
脱毛をすることで、埋没毛の発生のリスクを防ぎ、結果肌トラブルを回避できるでしょう。
時間と手間を節約できる

ヒゲ脱毛をすることで、時間と手間を節約できると言われており、次のようなメリットがあります。
毎朝のヒゲ剃りが不要に
毎日5〜10分かかるヒゲ剃りの時間を短縮できます。
1日5〜10分って意外と短いと感じるかもしれませんが、これは年間で30〜60時間もの時間をヒゲ剃りに費やしていることになります。
それだけの時間を節約できたら、朝食や身だしなみの準備、スキルアップなど、今までできなかったことに時間を充てられます。
外出先でのヒゲ剃り不要に
ヒゲ脱毛をすることで、出張や旅行先にまでシェーバーを持ち歩く必要がなくなります。
朝剃っても、「夕方になるとヒゲが伸びる」という心配もなくなるでしょう。
コストの節約
カミソリ(替え刃)、シェービングフォーム、アフターシェーブローションの費用が不要になります。
また、電動シェーバーの刃交換やメンテナンスの手間も不要になります。
脱毛は決して安くはありませんが、脱毛をすることで、これらの数十年分のコストを抑えることができ、将来的に負担を減らすことができます。
ヒゲ脱毛のデメリットを徹底的に解説

ヒゲ脱毛のデメリットをしっかり理解しておくことが大切です。
施術の痛みが強い

一般的に脱毛が痛いということは多くの人に知られていますが、そのなかでもヒゲ脱毛は特に痛いと言われています。
強い痛みを伴う(レーザー脱毛)
ヒゲは太く、濃く、密度も高いことから、レーザー脱毛では施術中に強い痛みを伴うケースが多いです。
ヒゲ脱毛ではよく、「輪ゴムで弾かれるような痛み」と表現されることがありますが、実際にはそれ以上に痛いと感じる人が多いです。
部位によって痛みの感じ方は異なる
ヒゲ脱毛は痛みが強いことが分かりましたが、痛みも部位によって感じ方が異なります。
頬やフェイスライン、もみあげなどは毛の密度が少なく、毛も細いため、比較的痛みが少ないのが特徴です。
対して、口周り、アゴ下、特に鼻下の施術には強い痛みが伴います。
濃い毛が密集していたり、皮膚も他の部位に比べ薄いことから、施術時に強い痛みが伴います。
麻酔で痛みを軽減できるが、追加費用がかかる
医療脱毛の場合、痛みが強い場合は医師との相談で麻酔を使用できます。
ですが、ほとんどのクリニックで麻酔の使用は3,000〜5000円の追加料金が発生します。
クリニックによっては、麻酔を無料で使用できるところもあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
脱毛完了までに長期間かかる

脱毛は1回では終わらず、何回もかけて施術をすることで、毛が生えてこないようになります。
1回で終わらない
脱毛は何度も施術を行う必要があり、1回では効果が薄く、元通り毛が再生するでしょう。
脱毛は、毛の周期(生え変わりのサイクル)に合わせて施術をする必要があるため、1回の施術で終わることはなく、何度も行う必要があります。
施術間隔が長く、すぐに効果を実感できない
脱毛は施術間隔が長く、1回施術を行ったら次の施術まで約1〜2カ月と期間を空ける必要があります。
施術間隔を空けずに脱毛を行ってしまうと、赤みやピリつきなどの肌トラブルが起こりやすくなるほか、脱毛の効果も低下してしまいます。
「早く脱毛を終わらせたい」と思っても、短期間で終わらせることができないのも大きなデメリットと言えるでしょう。
施術後の肌トラブルのリスク

施術後の肌トラブルは脱毛とは切っても切り離せない問題です。これらのことをしっかり理解し、次章でお伝えする肌トラブルへの対策を行うことで、後悔のない脱毛を行えるでしょう。
一時的に赤み・腫れが出る可能性
脱毛は肌に大きな負担をかけるため、施術後、赤み、ヒリヒリ感、軽い腫れが出る可能性があります。
多くの場合、2〜3日で治まりますが、敏感肌の人は1週間以上続くこともあります。
敏感肌の人は特に、施術前のカウンセリングを入念に行いましょう。
やけど、炎症のリスク
レーザー脱毛の場合、強力な出力のレーザーを肌に照射するため、肌が軽いやけどの状態になることがあります。
特に、敏感肌や肌が弱い人、日焼けしている人も肌トラブルが起こりやすいので注意が必要です。
硬毛化・増毛化のリスク
稀にですが、脱毛後に毛が濃くなる「硬毛化」、毛が増える「増毛化」が起こることがあります。
原因は未だに不明ですが、対処法は追加で脱毛を続けることしかないので、担当スタッフにしっかり相談しましょう。
ヒゲ脱毛で失敗しないためには?

ヒゲ脱毛はメリットが多い一方、施術を行った後、「失敗した…」「後悔した…」という人も稀にいます。
失敗しないために、事前知識や自分に合った脱毛方法の選び方をしっかり理解しておきましょう。
自分に合った脱毛方法の選び方
ヒゲ脱毛には3つの方法があり、特徴、効果、費用がかなり異なります。
以下のリストの中から自分に合った方法を見つけることで、後悔のない脱毛をすることが出来るでしょう。
脱毛方法 | 特徴 | 効果 | 痛み | 費用(相場) |
---|---|---|---|---|
医療レーザー脱毛 | クリニックで行う。レーザーで毛根を破壊。 | 永久脱毛 | 強い | 10~20万円 |
光脱毛(フラッシュ脱毛) | エステ・サロンで行う。光で毛を弱らせる。 | 抑毛・減毛(生えてくる可能性あり) | 弱い | 5~15万円 |
ニードル脱毛(電気脱毛) | 1本ずつ針を刺し、電流で毛根を破壊。 | 確実な永久脱毛 | 非常に痛い | 30~50万円 |
「ツルツル、スベスベの永久脱毛がしたい」という人は医療レーザー脱毛orニードル脱毛がおすすめです。
「自然な毛の薄さにしたい」という人はサロンの光脱毛が向いているでしょう。
痛み対策を行う
脱毛は施術中の痛みが強いと言われますが、施術前にしっかり対策をすることで、痛みを最小限に抑え施術を受けることが出来ます。
施術前に肌をしっかり保湿
乾燥している肌は施術中の痛みを感じやすくなるため、施術1週間前から化粧水・乳液でしっかり顔全体を保湿するようにしましょう。
保湿をすることで施術中の痛みを抑えるほか、術後の肌トラブルも起きにくくなるため、施術前・施術後にしっかり保湿をするようにしましょう。
施術前にカフェイン・アルコールを控える
施術前の1日はカフェイン・アルコール類の摂取は控えるようにしましょう。
カフェインやアルコールは血流を促進し、その結果肌が痛みを感じやすくなるため、施術前の1日、できれば2日前から摂取は控えるようにしたほうが良いでしょう。
施術後のケアもしっかり行う

施術前のケアも大切ですが、施術後のケアもしっかり行うことが大切です。
施術後のケアを怠ると、「赤み」「ピリつき」「肌荒れ」などの肌トラブルを起こしてしまう可能性があります。
施術後のケアをしっかり行い、肌トラブルを防ぐことで後悔のない脱毛を行えるでしょう。
施術後は保湿&保冷
施術後の肌は炎症を起こしやすい状態のため、乾燥してダメージを肌に与えないように、しっかりと保湿をすることが大切です。
また、腫れや赤みが出てしまった場合でも、冷やしたタオルやタオルで包んだ保冷剤を患部に当て、冷やすことで腫れ、赤みを抑え、肌トラブルが悪化するのを防ぎます。
日焼け対策を徹底する
施術後の肌は敏感かつ、炎症を起こしやすい状態にあります。
日焼けは肌に大きな負担をかけるため、その状態の肌で日焼けをしてしまうと、肌トラブルが起きやすくなってしまいます。
そのため、日焼け止めを塗る、帽子をかぶる、などしてUV対策を行い、なるべく長時間日光に当たらないようにしましょう。
日焼け止めも、なるべく肌に優しいものを使ってあげると良いでしょう。
施術当日は入浴NG
施術当日はなるべくシャワーで済ませ、入浴はしない方が良いでしょう。
熱いお湯(サウナ)・長時間の入浴は、血流を促進させるため、施術後の肌のダメージが悪化するほか、肌トラブルも起きやすくなってしまいます。
また、激しい運動なども汗を大量にかくことで、肌が荒れて炎症を起こす可能性もあるので、施術当日は控えましょう。
ヒゲ脱毛で後悔しないために

ヒゲ脱毛をした方の中には「やらなきゃよかった…」と後悔してしまう方も一定数いらっしゃいます。
ヒゲ脱毛のデメリットとも言えますが、以下の要素を理解しておくことで、後悔のない脱毛ができるでしょう。
ヒゲを残しておけばよかった
ヒゲ脱毛で後悔する人で1番多い声が「ヒゲを少しでも残しておけばよかった」という声です。
クリニックでの医療レーザーやニードル脱毛で永久脱毛を行った人に多い意見です。
永久脱毛は今後一切毛が生えなくなるというわけではないですが、長期間毛が生えてこなくなるため、最初は「薄くする」程度で施術を受ければ、後悔なく脱毛できるでしょう。
かなり時間がかかる
脱毛はかなり時間がかかるケースが多々あり、「1年で終わる」と思っていたら、2年以上かかったというケースもあります。
ヒゲが濃い人ほどより多くの回数施術を行う必要があるため、完全脱毛したい方は、かなり時間がかかるということを理解しておきましょう。
ヒゲ脱毛の効果とは?

以下の期間を目安にすることで、ヒゲ脱毛でツルツルになるまでにどのくらい時間がかかるのかが分かります。
施術1回~3回目|毛が薄くなり、生えるスピードが遅くなる
脱毛を始めたばかりの1回〜3回目まではそこまで大きな変化はないです。
施術後、1〜2週間ほどで毛が自然に抜け落ちるでしょう。
ヒゲが減ったように見えますが、一時的に毛が抜けただけで、また新しい毛が生えてきます。
施術を2回、3回と重ねていくことで、徐々にヒゲが細くなり、生えるスピードも遅くなります。
施術を3回行うのに、おおよそ半年の期間を要するでしょう。
施術4回目~8回目|ヒゲの密度が減り、自己処理が楽になる
このころになると段々とヒゲも少なくなってきます。
ヒゲの生えてこない部分が増え、毎朝のヒゲ剃りの頻度も減ることでしょう。
また、全体的にヒゲの濃さが薄くなるので、剃った後の青ヒゲも目立ちにくくなります。
ですが、口周りやアゴ下などの毛が太く密集している部分では、まだ毛が残ることが多いです。
ここまで来るのに、10カ月〜約1年程の期間を要します。
施術10回~20回|ほとんど生えてこなくなり、ツルツル肌へ
ここまで施術を重ねると、ほとんどの毛が生えてこなくなり、ツルツルでキレイな肌を手にいれられます。
産毛のようなごく一部の細い毛が残ることはありますが、ほとんどが目立たないでしょう。
このころになると、ヒゲ剃りが不要になり、カミソリ負けの心配のなくなるでしょう。
ヒゲ脱毛を完了するまでに、おおよそ1年半〜2年半かかります。
ヒゲ脱毛で清潔感溢れる肌を手に入れよう

ヒゲ脱毛には「清潔感・見た目」「肌トラブルの改善」「時間と手間の節約」という大きく分けて3つのメリットがあります。
一方、「施術時の痛みがつよい」「脱毛完了までに時間がかかる」「施術後の肌トラブルのリスク」、大きく分けてこの3つのデメリットも多くの人から寄せられる意見です。
ヒゲ脱毛のメリット・デメリットをしっかり理解することで、後悔や失敗のない脱毛をすることができます。
ヒゲ脱毛にも種類がありますので、自分にあった施術方法を見つけ、若々しく、清潔感の溢れる肌を手に入れましょう。
コメント